管理栄養の重要性

小児は活発な発育と同時に、精神的にも運動能力の面でも、また内臓器官の面でも発達途上にあり、栄養的にも成人にはみられない特徴がある。その中でも、活動や生命維持に必要な栄養素のはかに、発育のための栄養素が必要であるという点に特徴がある。小児の望ましい発育とは、形態的発育だけでなく、身体的,精神的諸機能も発達し、社会生活に適応できる心身ともに優れた状態のことをいう。したがって発育の評価は広い視野に立ち、統計的見地から発育状態,発育経過を検討して評価しなければならない。

栄養について再確認

人体が食品の成分(栄養素)を利用して、代謝(生体内の一連の生合成 〈同化〉 と分解 〈異化〉を繰り返しながら活動や成長を行い、健康を保持していく間の複雑な生命現象を栄養という。栄養は発育に関与する要因の中でも特に重要で成人になったときの体格、体力にも決定的な影響を持つ。誤った食生活を続ければ、子どもたちは虚弱児や発育不良、肥満などになりやすく、情緒の発達にも悪影響を及ぼす。このように栄養は小児の肉体的健康面のみならず、精神発達、情緒発達面にまで深く関わる。

病人の栄養について

適正栄養の幅が狭く、過不足時の影響が大きい。